今回は、食わせの最終兵器であるスモールラバージク(通称:スモラバ)のオススメの使い方を紹介します。
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スモラバはフィールドを選ばずにオールシーズンで使える万能ルアーで、多くのトッププロの方も愛用しています。
食わせる能力がとても高いので、「ここには絶対にバスがいる!」ってときには大活躍するルアーの一つです。
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個人的にもかなり多くのバスを釣らせてもらっているルアーなので、是非とも使い方を覚えておきたいルアーですね。
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スモラバってどんなルアー?
一般的には、ウエイトは1g以下から5g位のジクをスモラバと呼ぶことが多いです。
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アクションは、ウエイトが軽いので水中をふわふわと漂うように動くのが特徴で、使い方次第で水中の小魚にもエビにも擬態することができます。
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また、ふわふわ漂う特徴によって、バスがルアーを簡単に吸い込むことができるので、食いが渋い時でもバイトに持ち込みやすいというメリットがあります。
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スモラバの種類・使い分ける方法
基本的な種類は、ジグヘッドにラバーが付いているという1種類しかありません。
ただ、構成しているパーツ(以下の写真参照(①ヘッドラバー、②アイ、③ガード、④ラバー))の特性やウエイトによって、それぞれ個性があります。
見た目が同じであっても適材適所に使い分けることが必要です。
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①「ヘッド(ウエイト)」による使い分け
ウエイトも約0.5g単位で様々なラインナップが用意されています。
ウエイトの違いによる基本的な特徴は⇩です。
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ウエイトが軽いスモラバ(~1.5g程度)
水中に漂うようにアクションするのでナチュラルに誘える。
フォールスピードが遅いのでシャローレンジ向け。(適合レンジ:2m以浅)
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ウエイトが中間程度のスモラバ(1.5~3g程度)
ロッドでスモラバの動きを感知しやすくなるので、操作感が良くて使いやすい。
フォールスピードもある程度あるので幅広いレンジで使用可能。(適合レンジ:4m以浅)
スモラバを購入するときにどのウエイトを選ぶか迷ったら、1.5~3g程度のものを買えば無難。
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ウエイトが重いスモラバ(3~5g程度)
ベイトフィネスでも快適に操作可能なウエイトなので、濃いカバーでも使用可能。
フォールスピードがありレンジの調整がしやすいので、水中の木の枝に引っ掛けて中層シェイクするような釣り方にはピッタリ。
パワーフィネスでスモラバを使用する際は、このウエイト(3~5g程度)を使用することが多い。
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②「アイ」による使い分け
アイは、取付位置によって特性が変わってきます。
取付位置とは、スモラバを置いたときにアイが上を向いている角度(地面に対する角度)です。
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アイの角度が90度に近い(地面に対して直角に近い)ほど水中で水平を保ちやすいです。
逆に、アイの角度が水平に近い(地面に対して平行に近い)ほど障害物のすり抜け性能が高いです。
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・障害物に引っ掛けて使う場合 = アイの角度が90度に近いスモラバ
・遠くにキャストして誘う場合 = アイの角度が水平に近いスモラバ
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③「ガード」の種類による使い分け
メーカーによってガードの本数・硬さに違いがあります。
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基本的な特徴は、ガードの本数が多くて硬いものは、根掛かりしにくいがフッキング率が下がる傾向にあります。
一方、ガードの本数が少なく柔らかいものは、根掛かりしやすいがフッキング率が上がる傾向にあります。
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・濃いカバーのとき = ガードの本数が多くて硬いスモラバ
・ライトカバーやバイトが浅いとき = ガードの本数が少なく柔らかいスモラバ
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④「ラバー」の種類による使い分け
ラバーは、太さや長さによって様々な種類があります。
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基本的には太いラバーは水を押す力が強いので、ラバーが太ければ太いほどアピール力が強いです。
逆に細いラバーは水の抵抗を受けにくいので、細いラバーはナチュラルに誘うことができるのが特徴です。
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・濁りが入っているときor魚を遠くから引き寄せたいとき = 太いラバーのスモラバ
・プレッシャーが高くて食いが渋いとき = 細いラバーのスモラバ
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スモラバのおすすめの使い方
スモラバは小魚にもエビにも擬態することができる万能ルアーなので、幅広いアクションの方法があります。
今回は、最低限ここだけは押さえておきたいという主なアクションについて紹介します。
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シェイク【基本】
キャストしてボトムまでフォールさせた後、ロッドを細かく上下or左右に振動させてスモラバに細かい振動を与えるアクションです。
スモラバに細かい振動が与えられることで、ラバーが艶めかしく揺れ動き、スモラバに生命感が宿ります。
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コツは、シェイクは可能な限り小刻みに行い、なるべくスモラバを動かさずに一点で誘い続けることです。
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使うシチュエーションは、「カバー」「ゴロタ場」「桟橋周り」など、バスがいるはずなのに食わせられないポイントで使用すると良いです。
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中層シェイク【おすすめ】
水中に木の枝などにラインを引っ掛けて、一定のレンジでシェイクし続けるアクションです。
スモラバの位置を動かさずにバスの目の前で誘い続けることができるので、スレバスにも効果的です。
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コツは、なるべく長い時間シェイクし続けることで、最低でも1分くらいはシェイクし続けることです。
(バスプロの方の中には5分くらいシェイクし続ける人もいるようです)
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イメージ的には、バスの目の前でいつまでも焦らし続けることで、バスが根負けして食ってくるという感じです。
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ミドスト
中層の一定のレンジをシェイクしながら巻いてくるアクションです。
イメージ的には、中層を漂う弱った小魚を演出したアクションとなります。
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コツは、シェイクは一定のリズムで行うことと、レンジを一定に保つことです。
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一般的に中層レンジは、釣り人に攻められていることが少ない(攻められていたとしてもハードルアーが多い)ので、ハマれば爆発することがあるアクションです。
使うシチュエーションは、ベイトが表層で確認することができず、中層に溜まっているような状況で使うと良いです。
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チョウチン
空中の木の枝にラインを引っ掛けて、水面でシェイクするアクションです。
水中に落下した虫や、弱って水面でピクピクしている小魚のイメージとなります。
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この「チョウチン」は、もちろん虫系ワームでも行うことができますが、スモラバで行うとワームとは違ったアクションが発生します。
スモラバで「チョウチン」をすると、1本1本のラバーが絡み合うように動いて複雑な波紋を発生させるので、ワームとは一風違った生命感を発することができます。
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使うシチュエーションは、「オーバーハングの中」や「バスが虫を捕食している時」に使用すると良いです。
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おすすめ製品
O.S.P/TUGGER
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太めで張りがあるラバーが特徴的なスモラバです。
また、ラバーは長さが異なる3パターンにカットされています。
この特徴的なラバーにより、強い水押しと変則的なアクションを発生させます。
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ウェイト別に最適なガード本数を設定されていて、どのウエイトにも強めにガードが付いているので、カバー回避性能が高いです。
ウエイトのラインナップも豊富で5種類(2.2g、2.7g、3.3g、4.0g、5.0g)あります。
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「強いアピール力のスモラバが欲しい」とか「カバーに強いスモラバが欲しい」と言う方にオススメです。
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DSTYLE/D-JIG
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ナチュラルな微扁平ファインラバーを採用したスモラバです。
サイズ別にアイの位置&ウェート配分が変更されていて、カバーにちょうど良く引っ掛かけてから外すことができます。
意図的にスタックさせて(引っ掛けて)、外れたときのリアクションで喰わせる釣りにピッタリです。
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また、バイトしたバスに違和感を与えないように細めのガードが採用されています。
「ナチュラルに誘いたい」とか「フッキングの良いスモラバが欲しい」と言う方にオススメです。
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ノリーズ /KAMERABA
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ヘッド形状が特徴的なスモラバです。
一般的なヘッド形状は円形のものが多いですが、KAMERABAオリジナルのヘッドにはフラットな面があります。
このフラット面により、底での安定した立ち姿勢やリフト&フォールでのスライドを生むほか、スキッピングも決めやすくなっています。
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ラバーは、硬めを採用しており、エビ系フォルムにカットすることでナチュラルな存在感を作り出しています。
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「ボトムをきっちり攻めたい」とか「亀山湖特化型のスモラバが欲しい」と言う方にオススメです。
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RAID JAPAN/EGU-DAMA
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水中での水平姿勢が特徴的なスモラバです。
独特のヘッド形状による重量バランスにより、トレーラーを装着しても完全に水平を保ってくれます。
木の枝に吊るして使うにはピッタリのスモラバです。
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ラバーは、細めを採用しているのでナチュラルなアピール力は控えめです。
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「スモラバを吊るして使いたい」と言う方にはオススメです。
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まとめ
スモラバは「食わせ力」がとても強く、スレバスも釣ることができる数少ないルアーです。
苦手な人も結構いますが、スモラバはバス釣りするうえで必ずマスターしたいルアーだと思います。
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今回紹介した使い方はあくまで一例になりますので、フィールドやバスのコンディションに合わせて自分なりの使い方を発見してもらえればと思います。
ぜひ使い方をマスターして、今以上にバス釣りも楽しんでください(^ ^)