千種川(兵庫県)のバス釣りポイント【オカッパリにオススメ】

今回は、兵庫県の「千種川」でバス釣りするなら知っておきたい「ポイント」や「オススメの釣り方」を紹介します。

「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。

「千種川」はどんなトコ?

「千種川」は、兵庫県の南西部にあるリバーフィールドのこと。

鮎釣りで有名な川だが、バスも多く生息しており、50㎝オーバーが釣れることも珍しくない。

近年、じわじわと人気が高まっていて、アングラーの数は増加傾向にある。

水質は比較的クリアなエリアが多く、主なストラクチャーはブッシュ・樹木・ゴロタ石・テトラ・堰・橋脚などがある。

ベストシーズンは、3月下旬〜5月と10月〜11月。

特に、鮎の遡上シーズンはバスが活発に捕食行動をするので、釣果が出やすい。

「加古川」の基本データ

釣れる魚 ラージマウスバス、ライギョ、ナマズ、ハス など
遊漁券 なし
レンタルボート店 なし
マイボート持込 可能
注意事項 鮎釣りが優先の川なので、邪魔にならないように要注意

「加古川」でオススメのバス釣りポイント

① 有年橋 周辺(オススメ度★★★★☆)

ここは、さまざまな地形変化に富んでいるポイント。

「千種川」の中でも、トップクラスにランカーサイズが期待できる。

ショアラインは全体的に砂利浜になっているが、橋近辺の東岸(マップ右側)はワンド状になっており、ブッシュが濃く入っている。

主なストラクチャーは、「千種川」の橋脚のほか、橋のすぐ下流にコンクリートの橋脚跡がある。

また、さらに下流へ行くと「矢野川」の流れ込みがあり、複雑な水の流れを発生させている。

※ここは鮎釣り師も多いポイントなので釣行時は要注意

<オススメの釣り方>

このポイントは、橋脚周辺のブッシュにバスが潜んでいることが多い。

アプローチに細心の注意を払い、Dジグを静かに落とし込んでみれば、バスの反応が得られる確率は高い。

ブッシュ周りの次は、「矢野川」の流れ込み周辺を狙うのがオススメ。

ここはベイトフィッシュが多いので、ベントミノー76Fで表層を誘ってみれば、楽しい釣りが期待できる。

② 冨原ワンド(オススメ度★★★★☆)

ここは、砂洲によって作られたワンド状のポイント。

本流の流れの影響を受けにくいので、流れを嫌うバスが集まっていることが多い。

ショアラインは、全体的にブッシュに覆われており、バスにとって絶好の隠れ家になっているものの、アングラーにとっては足元があまり良くない。

また、春から夏にかけては、岸から4〜5mくらいの距離までウィードが生えていることが多い。

さらに、ワンドの出口あたりにはゴロタ石が多く入っており、ここも狙い目となっている。

<オススメの釣り方>

このポイントは、岸際に生えているウィード周辺にバスがいることが多い。

食い込みの良い3インチグラブを使って、ウィードの上をグラビンバズしてみるのがオススメ。

ワンド内で反応が悪い時は、出口付近に沈んでいるゴロタ石を攻めるのがオススメ。

浮力高めで根掛りしにくいタイニーブリッツを使って、ゴロタ石にコンタクトさせてみれば、その瞬間にリアクションバイトが狙える。

③ 中山堰 下流(オススメ度★★★★★)

ここは、川幅いっぱいに作られた堰があるポイント。

「中山堰」は場所によって流れの緩急があるので、水中の酸素量が多くベイトフィッシュが溜まりやすい。

また、「中山堰」には魚道が堰の中央と西側に2箇所あり、この辺りは特にベイトフィッシュが溜まっている傾向がある。

堰周辺の水深は、西側(マップ左側)は浅瀬が多いが、東側は意外と深くなっている。

ショアラインは、基本的に砂利の川原なので足元は良い。

さらに、下流の西岸(マップ左側)にはテトラが多く入っている。

<オススメの釣り方>

このポイントのバスは、強い流れの中でベイトフィッシュを捕食していることが多い。

流れの中でもしっかり巻けるDゾーンを使って、高活性のバスを狙って釣るのがオススメ。

横の釣りで反応が得られない時は、テトラ周辺を釣るのがオススメ。

絶妙な自発的アクションを発生させるヤマセンコー4を使って、テトラのキワにノーシンカーでフォールさせてみれば、サイズはともかくバスが釣れる確率は高い。

④ 真殿ワンド(オススメ度★★★☆☆)

ここは、川の流れと逆側に向いたワンドがあるポイント。

水の動きが少ないので、本流が荒れた時や冬場の時期に実績が高い。

ショアラインは、濃いアシやブッシュに覆われており、川辺に辿り着くにはヤブ漕ぎが必要になる場合が多い。

また、雨が降ると足場がぬかるみやすいので、釣り自体が困難になることもある。

さらに、車でポイントへ入る際は、道が非常に悪いので注意が必要。(特に車高が低い車は要注意)

<オススメの釣り方>

このポイントは、良くも悪くも水の動き少ないので、じっくりと誘うのが有効になる。

HPシャッドテール3.1のダウンショットリグを使って、ゆっくりとシェイクしながら誘ってみるのがオススメ。

⑤ 新幹線鉄橋下(オススメ度★★★★☆)

ここは、山陽新幹線が通る大きな鉄橋があるポイント。

鉄橋の南西側(マップピン左下)にある橋脚近辺が、周辺と比べて深くエグレており、一番の狙い目となっている。

ショアラインは、比較的足場がよく、川筋と並行してテトラが入ってる。

また、鉄橋のやや下流南岸には、大岩が点在している。

このポイントは非常に人気があるため、人的プレッシャーは高め。

<オススメの釣り方>

このポイントのバスは、やはり橋脚周辺のエグレに潜んでいることが多い。

根掛りしにくいコンツアージグを使って、エグレの深い所から浅い所にかけて丹念にボトムパンプしてみれば、ランカークラスがヒットすることがある。

⑥ 坂越大橋 周辺(オススメ度★★★★★)

ここは、人的プレッシャーは高いが、バスの魚影が非常に濃いポイント。

川底には至る所に流木が沈んでおり、甲殻類の絶好の隠れ家となっている反面、根掛りが非常に多い。

ショアラインは、東西の両岸ともにコンクリートで護岸されており、足場はとても良い。

また、川筋と並行して規則正しくテトラが入っており、この中にバスが身を潜めていることが多い。

また、「坂越橋」のやや下流西側(マップピン左上)には「坂越橋ワンド」がある。

このワンドの中は、ブッシュやアシが入っていることに加え、水中にはウィードが生えているので、生命感はかなり高い。

<オススメの釣り方>

このポイントのバスは、ベイトフィッシュを追いかけながら、沖の流木などを転々と回遊していることが多い。

遠投性能が高いレベルバイブを使って、広範囲に誘ってみるのがオススメ。

「坂越橋ワンド」で釣りをするなら、根掛りしにくいネコリグがオススメ。

1.8gのネイルシンカーをセットしたトルキーストレートを使って、カバー周りをタイトに攻めれば、バスを手にできる確率は高い。

まとめ

千種川の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。

正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。

興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。

なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。

もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。

この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)

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