山中湖(山梨県)のバス釣りポイント【オススメの釣り方も紹介】

山中湖(山梨県)のバス釣りポイント【オススメの釣り方も紹介】

今回は、山梨県にある「山中湖」のバス釣りポイントを紹介します。

「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。

「山中湖」はどんなトコ?

「山中湖」は、富士五湖の中で最も面積が大きく、かつ最も標高が高い湖。

標高の高さは、日本全体でも3番目になるほどの山上湖である。

水深は最深部でも13m程度しかなく、全体的に浅い湖である。

春から秋にかけては、湖の全域でウィードが生育しており、バスやベイトフィッシュの隠れ家となっている。

主なストラクチャーは、桟橋、ウィード、地形変化等となり、目に見えるストラクチャー(橋脚や立木など)はほとんど無い。

そのため、釣果を出すためには、目に見えない「地形変化」や「沈み物」を丁寧に狙っていくことが重要となる。

「山中湖」の基本データ

釣れる魚 ラージマウスバス、ニゴイ など
遊漁券 ・当日券(一般):600円
・当日券(女性、中学生、70歳以上、肢体不自由者):300円
・現場売り当日券(一般):1200円
・現場売り当日券(女性、中学生、70歳以上、肢体不自由者):600円
レンタルボート店 あり
マイボート持込
注意事項 ・釣りができる時間帯は「日の出から日没まで」。夜釣りは禁止されている。
・動力船の航行は早朝7時までは原則禁止。
・ボート店の桟橋で釣りをする場合は、別途所定の料金が必要になる。(大体500~1000円程度)
・水上バイクやウェイクボードが多いのでトラブル注意。

「山中湖」でオススメのバス釣りポイント

① 長池(オススメ度★★★☆☆)

ここは、急なカケアガリがあるポイント。

岸から水深2m前後のシャローが続いた後、急激に最深10m程度までカケアガリになっている。

ただ、カケアガリまではやや距離があるため、オカッパリだと届かない可能性が高い。

ショアライン沿いを歩くと分かるが、所々に岬状に張り出している場所があり、それらの岬は湖底まで馬の背状に張り出している。

カケアガリあたりにはウィードが生えていることが多く、バスやベイトフィッシュをストックしていることが多い。

長池エリアにある「長池親水公園」の前はゴロタ石が点在しており、意外な場所にバスが付いていることもある。

<オススメの釣り方>

このポイントは、カケアガリを丁寧に誘うことが重要になる。

カケアガリを這い上がるように、HPシャッドテール3.1のダウンショットリグで誘ってみるのがオススメ。

ショアライン周辺のシャローには、沈み物などにバスがついていることが多い。

柔らかい波紋を発するpikupikuを使って水面でスローに誘ってみれば、思わぬところからバスが浮いてくることがある。

② ママの森(オススメ度★★★★☆)

ここは、大きな岬があるポイント。

地形変化が少ない山中湖において、数少ない大規模な地形変化となっている。

ちょうどマップピン周辺に岬があり、この岬は大地状になって水中まで続いている。

水中にある岬の先端は、水深10m程度まで急な落ち込みになっている。

岬以外のエリアは、長池と同様、岸から水深2m前後のシャローが続いた後、最深10m程度まで急深になっている。

<オススメの釣り方>

このポイントのバスは、岬周辺のシャローとディープを行き来していることが多い。

シャローにバスがいる時は、比較的活性が高いことが多いので、ドライブシャッド3.5で手返しよく誘ってみるとと釣果が出やすい。

ディープ側にバスがいる時は、フットボールジグがおすすめ。

ブレイクラインに沿って、ややリアクション的に誘ってみれば、ビッグバスのバイトが期待できる。

③ 平野ワンド(オススメ度★★★★★)

ここは、山中湖で唯一、ワンド状の地形をしているポイント。

ワンドであるため風の影響を受けにくく、強風時でも釣りがしやすい。

バスの放流場所の一つにもなっている。

水深は最大でも5m程度であり、全体的に浅い。

ワンドの中央部には細長く伸びている岬があり、この岬はワンドの最奥(方角で言えば北側)に向かって水中まで伸びている。

ショアライン沿いには、杭、アシ、桟橋が点在しており、バスが付きやすいストラクチャーが多い。

湧水も所々にあり、冬場でも実績が高いポイントである。

<オススメの釣り方>

このポイントは、杭、アシなどのストラクチャーが比較的多い。

Dジグカバー2.8gをストラクチャーにタイトに落とし込んでいけば、サイズはともかく釣果が出やすい。

④ SPGハウス前(オススメ度★★★☆☆)

ここは、廃業した宿泊施設(SPGハウス)の前にあるポイント。

近くに大堀川があり、比較的に地形変化が豊富にある。

大堀川は、山中湖の中でも規模の大きい流入河川であるが、普段はほぼ干上がっており、雨が降った時にしか流れ込みは発生しない。

大堀川の河口付近は、長年堆積した土砂によって作られた岬が、沖の方まで張り出している。

また、湖底にはチャンネルラインが存在しており、バスやベイトフィッシュが付いていることが多い。

<オススメの釣り方>

雨によって大堀川から流れ込みが発生している時は、河口付近にベイトフィッシュが集まっていることが多い。

集魚力が高く、広範囲に誘うことができるデラクー3/8を使ってスピーディーに探ってみれば、高活性のバスが釣れる可能性が高い。

⑤ 砂岬(オススメ度★★★★★)

ここは、大きな砂地の岬があるポイント。

山中湖の中では最大級の地形変化であるため、非常に人気が高い。

岬の両サイドは傾斜が緩やかになっているが、先端部分はやや馬の背が続いた後、急深になっている。

また、このポイントは湧水も多く、早春から岬に沿うようにウィードが生い茂っている。

岬から沖に進んでいくと、水深9~10mのボトムから一気に水深4~5mにかけ上がる「水中島」がある。

なお、このエリアは水上バイクやウエイクボードを楽しむ方が多いので、釣りをする際は注意が必要。

<オススメの釣り方>

このポイントのバスは、ウィードの周辺を回遊していることが多い。

ウィードのトップを掠めるようにしてタイニーブリッツを引いてみれば、下から飛び出してくることが多い。

沖の水中島を攻めるならメタルワサビーがおすすめ。

魚探でバスやベイトのレンジを確認して、ダイレクトにリフト&フォールしてみればリアクションバイトが狙える。

⑥ 桂川流れ出し周辺(オススメ度★★★★☆)

ここは、山中湖で一番ウィードが濃いポイント。

流れ出し部から南に向かって、岸に沿うようにウィードが群生している。

ウィードが生えている場所は、岸付近はほとんど無く、岸から2~30m離れたあたりから生えている。

イメージ的には、周辺で営業しているボート屋の桟橋の先端あたりから、ウィードが生えていると覚えると分かりやすい。

水中は沖に向かってなだらかな傾斜をしており、保安区域ブイあたりで4~5m程度となる。

また、岸よりのシャローには所々に沈み岩や人工的な障害物があり、バスがついている事が多い、

ショアライン沿いには、杭、アシが高いポイントである。

<オススメの釣り方>

このポイントは、ウィードを丁寧に攻めることが重要となる。

バスが隠れていそうなウィードの切れ目に、ドライブスティック3.5をタイトに落とし込んでいけば、バスの反応が得られる確率は高い。

夏場などのウィードが最も長く伸びているときは、水面で誘うことがおすすめ。

広範囲からバスを呼べるラウダー60を使ってみれば、突然ウィードから飛び出してバイトしてくる事がある。

まとめ

山中湖の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。

正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。

興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。

なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。

もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。

この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)

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