今回は、千葉県に位置する「雄蛇ヶ池」のバス釣りポイントを紹介します。
「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「雄蛇ヶ池」はどんなトコ?
「雄蛇ヶ池」は、千葉県の中央部にある野池フィールドのこと。
周囲は約4㎞、面積は約0.22㎢の比較的小さいフィールドであり、テンポよくポイントを周れば1日で1周できる。
40年以上前からバスの生存が確認されており、バス釣りの歴史は長い。
主なストラクチャーは、堰堤・ヘラ台といったマンメイド(人工的な)ストラクチャーのほか、池全体にはウィードが密生している。
ベストシーズンは4月〜10月。夏場はサイズはあまり期待できないが数釣りが楽しめることが多い。
また、レンタルボート店も1店舗経営しているので、ボートフィッシングも楽しむことができる。
なお、2020年7月現在では、2019年9月の台風の被害により、表堰堤・裏堰堤以外は立入禁止となっているので注意が必要。(ある程度時間が経てば釣り可能になると思われるが、釣りをする場合は要確認)
「雄蛇ヶ池」の基本データ
釣れる魚 | ラージマウスバス、ブルーギル、ライギョ、ナマズ など |
---|---|
遊漁券 | なし |
レンタルボート店 | あり |
マイボート持込 | 不可 |
注意事項 |
・2020年7月現在、2019年9月の台風の被害により表堰堤・裏堰堤以外は立入禁止 ・ボート・フローターでの釣りは禁止 |
「雄蛇ヶ池」でオススメのバス釣りポイント
① 表堰堤(オススメ度★★★★★)
ここは、ストラクチャーが豊富でバスの魚影が濃いポイント。
足元はコンクリートで護岸されているので、釣りがとてもしやすい。
岸沿いの水深1mラインにはゴロタ石が多く沈んでおり、甲殻類の隠れ家になっている。
例年6〜10月頃になると、沖にはウィードが密生することが多く、ベイトフィッシュが回遊していることが多い。
また、ポイント北側(マップピンの上側)には、取水塔・流れ出し・ゴミだまりが存在しており、バスの付きやすい地形変化が多い。
<オススメの釣り方>
このポイントは、足元のゴロタ石をバスが回遊していることが多い。
甲殻類をイメージしたドライブシュリンプ3のテキサスリグを使って、ゴロタ石の周辺を丁寧にズル引きしてみるのがオススメ。
沖のウィードエリアを釣るなら、やはりスピねーベイトがオススメ。
波動の強いDゾーンを使ってみれば、ベイトフィッシュを追い回している活性の高いバスが狙える。
② 北岸の流れ込み(オススメ度★★★★☆)
ここは、雄蛇ヶ池で唯一の流れ込みがあるポイント。
遊歩道が岸近くにあるので、足場がとても良くて釣りしやすい。(ただし歩行者には細心の注意が必要)
流れ込みは幅3m水深1m程度なので、それほど水量があるわけではないが、雄蛇ヶ池では貴重な水の流れが発生するポイントなので、ベイトフィッシュが集まりやすい。
ショアラインには、所々に立木やオーバーハングがあり、沖にはウィードが密生している。
<オススメの釣り方>
このポイントは、やはり流れ込みの周辺が一番の狙い目となる。
捕食しやすいサイズ感のヤマセンコーのノーシンカーリグを使って、流れにのせてフリーフォールさせてみるのがオススメ。
③ 西岸のワンド(オススメ度★★★☆☆)
ここは、リリーパッドが特徴的なポイント。
初夏〜秋の時期は、ワンドの最奥エリアに多くのリリーパッドが群生している。
ショアラインには、ヘラ台が数カ所設置されており、ヘラ釣り師が比較的多い。
また、その他にはアシや樹木のオーバーハングがある。
水深は1〜2mほどで全体的に浅い。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、リリーパッドの下に隠れていることが多い。
スカッターフロッグを使ってリリーパッドの上を通してみれば、バスだけでなくライギョも狙える。
④ 裏堰堤(オススメ度★★★★☆)
ここは、コンクリートで護岸されていて非常に釣りがしやすいポイント。
ポイントのすぐ近くには駐車場もある。
レンタルボート店から最も遠いので、ボートアングラーが比較的少ない傾向がある。
コンクリートの護岸沿いは、ウィードが生えているだけでなく、所々に凹凸があってバスの付き場になっている。
護岸の北東側(マップピン右上)には、アシが生えているほか、石の水門跡やヘラ台がある。
また、水門跡の周辺にはゴミだまりができていることが多いので見逃せない。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、護岸の凹凸に潜む甲殻類を狙っていることが多い。
根掛りしにくいマイティーストレート3.8のネコリグを使って、エビをイメージしながらシェイクしてみれば、バスの反応が得られる確率は高い。
⑤ 大ヤツ(オススメ度★★★☆☆)
ここは、風が吹いているときに有望になるポイント。
風がない時は水の流れが乏しく生命感はあまりないが、風が吹いて水が動き始めると途端に魚影が濃くなることがある。
他のポイントに比べると、岸沿いにブッシュが濃いので、水辺に出られる場所が限られている。
岸沿いにはアシが濃く入っており、所々にヘラ台が設置されている。
また、6〜10月になると、沖には全面的にウィードで覆われることが多い。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、ウィードの中に潜んでいることが多い。
4インチグラブのグラビングバズで水面を誘ってみれば、楽しい釣りが期待できる。
まとめ
雄蛇ヶ池の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。
正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。
興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。
なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。
もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。
この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)
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