愛知県のバス釣りできる野池【オカッパリにオススメ】

今回は、愛知県にあるバス釣りができる野池を紹介します。

「野池を新規開拓したい方」や「野池の釣り方を知りたい方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。

「愛知県の野池」とは?

愛知県の野池は、名古屋市近郊に点在しており、フィールドの特徴も様々ある。

多くの野池は、元々農業用のため池で、愛知用水を経由してバスの生息範囲が拡大したと言われている。

そのため、バスが入ってそうもない野池であっても、意外とバスが釣れる可能性がある。

野池の全体的な特徴は、比較的水深は浅く、ボトムの地形変化に乏しいことが挙げられる。

狙い目のストラクチャーとしては、水門・流れ込み・杭・ヘラ台・アシ・ヒシモなどが挙げられ、こういった目に見える変化を確実にチェックすることが重要になる。

ベストシーズンは3月〜10月。冬場も釣れないことはないが、水深が浅くて水温が冷え切ってしまうので、やや難易度は高い。

夏場は人的プレッシャーを避けるためにナイトフィッシングという選択肢もある。

なお、釣り人のゴミやマナーの問題で、釣り禁止となっている野池も多いので注意が必要。

「愛知県の野池」の基本データ

釣れる魚 ラージマウスバス、ブルーギル、ライギョ、ナマズ など
遊漁券 なし
レンタルボート店 なし
マイボート持込 不可
注意事項 ・ポイント近辺の他の野池は釣り禁止の場合あり

オススメの野池

① 大村池(オススメ度★★★☆☆)

ここは、アベレージサイズは小さいが、数釣りが期待できる野池。

南側にはゴルフ場に隣接していて南岸からの釣りはできないので、西岸からの釣りがメインとなる。

西岸は、コンクリートで護岸されていて、足場が良く釣りがしやすい。

また、西岸の一番北側には、「野鳥観察小屋」や「沈み杭」などのストラクチャーがある。

東岸は、やや足場は悪いがアシが広がっており、見逃せないポイントになっている。

<オススメの釣り方>

大村池のバスは、コンクリート護岸沿いを回遊していことが多い。

レベルクランクやレベルバイブなどの手返しよく誘えるルアーを使って、広範囲にバスを誘ってみるのがオススメ。

「野鳥観察小屋」や「沈み杭」などのストラクチャーを攻めるなら、ダウンショットリグがオススメ。

レッグワーム2.5をセットして丁寧にシェイクしてみれば、バスからの反応が得られる確率は高い。

② 緑ヶ池(オススメ度★★★★☆)

ここは、駐車場完備で快適に釣りができる野池。

周辺にはトイレも複数あり、初心者でも釣りがしやすい。

南岸は、「流れ出し」があって水の動きが発生しやすく、ベイトフィッシュが溜まりやすい。

また、「流れ出し」周辺には「杭」が点在しており、ビッグバスが付いていることが多い。

東岸は、アシが広がっており、沖は広いシャローエリアになっている。

さらに東岸の北側には、流れ込みがあり、沖に向かってチャンネルラインを形成している。

西岸は、コンクリートで護岸されており、護岸からは取水パイプが伸びている場所がある。

また、西岸は水深が深いので、秋〜冬に実績が高いという特徴もある。

<オススメの釣り方>

朝夕のフィーディンタイムに釣りをするなら、東岸のシャローエリアがオススメ。

オーバーリアルを使って水面をテロテロと巻いてみれば、活性の高いバスが狙える。

西岸のやや水深のあるエリアを攻めるなら、ラバージグがオススメ。

ガンタージグを使ってボトムを跳ねるようにアクションさせてみれば、ビッグバスが狙える。

③ 雨池(オススメ度★★★☆☆)

ここは、広さは比較的小さめだが、ビッグバスの実績が高い野池。

夏場は、「ヒシモ」や「リリーパッド」が湖面を覆っていることが多い。

そのため、使えるルアーが限られる場合もある。

南岸は、コンクリートで護岸されていて、足場が良く釣りがしやすい。

ただし、ヘラ釣り師が多いので、トラブルには細心の注意が必要となる。

北岸〜東岸は、ショアラインに「アシ」が入っており、甲殻類の隠れ家になっていることが多い。

また、北岸には「流れ込み」があり、常に水の動きが発生していて好ポイントになっている。

<オススメの釣り方>

このポイントのバスは、「リリーパッド」の下に潜んで餌を待っていることが多い。

障害物に絡まりにくいDゾーンを使って、「リリーパッド」の際をゆっくり通してみれば、引ったくるような激しいバイトが期待できる。

「リリーパッド」の上を攻めるなら、定番のフロッグがオススメ。

色々な誘い方ができるスピンテールフロッグを使って、逃げ惑うカエルをイメージしてみれば、カエルを丸呑みできるようなビッグバスが狙える。

④ 猫ヶ洞池(オススメ度★★★★★)

ここは、愛知県の野池郡の中でもバス釣りの歴史が深い野池。

メジャーフィールドのため人的プレッシャーは高めだが、バスの個体数は多い。

ただし、北岸は釣り禁止区域に指定されているので、釣りをする際は注意が必要となる。

東岸は、「水門」や「水深計」といった人的ストラクチャーが多い。

南岸は、休憩所の近くに「水門」があるほか、この「水門」の前には大きなコンクリートブロックが沈んでおり、隠れた好ポイントになっている。

西岸にも「水門」があるため、ここが主な狙い目となるが、例年、夏場になると西岸の近くの沖の湖面には「ヒシモ」が発生している。

なお、この野池はヘラ釣り師が多いので、釣りをする際はトラブルがないように注意が必要。

<オススメの釣り方>

猫ヶ洞池での釣りは、3つの「水門」を攻めることがメインとなる。

ちょうど良い自発アクションを発生させるヤマセンコー4を使って、ノーシンカーでフリーフォールさせてみれば、サイズはともかくバイトが得られる確率は高い。

沖の地形変化を攻めるなら、広範囲を探れるキャロライナリグがオススメ。

すり抜け性能が高いドライブシュリンプ3を使って、地形変化を探しながらズル引きしてみれば、他のアングラーよりも釣果を伸ばせる可能性が高い。

⑤ 三好池(オススメ度★★★★★)

ここは、ストラクチャーが豊富で、バスの魚影が濃い野池。

比較的水質はクリアで、攻め所がわかりやすいので釣りがしやすい。

また、駐車場やトイレも完備されているので、安心して釣りができる。

南岸は、「岬」や「ワンド」がいくつもあるほか、樹木がオーバーハングしているポイントやカヌー乗り場といったストラクチャーが豊富にある。

東岸は、南岸と同様の「岬」「ワンド」「オーバーハング」があるだけでなく、南側には「流れ込み」、北側には「浮島」といった超一級ポイントがある。

西岸は、足元は「ゴロタ石」が積まれており、比較的岸近くから水深があるのが特徴になっている。また、北側には取水塔がありその周囲にはブイが浮いている。

<オススメの釣り方>

三好池は「オーバーハング」が多いのが特徴で、バスの目線が上を向いていることが多い。

バスの食い込みが良い「青木虫」を使って、オーバーハングの奥にスキッピングしてみるのがオススメ。

「流れ込み」や「浮島」などの超一級ポイントを攻めるなら、ダウンショットリグがオススメ。

ベイトフィッシュのサイズに合わせたカットテール3.5を使って、他のアングラーよりスローに誘ってみれば、スレバスも口を使ってくる。

まとめ

愛知県の野池群の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。

正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。

興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。

なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。

もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。

この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)

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