今回は、愛知県と岐阜県の県境を流れる「大江川」のバス釣りポイントを紹介します。
「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「大江川」はどんなトコ?
「大江川」は、古くからバスが生息していることで有名であり、非常に人気が高いリバーフィールドのこと。
都市圏からのアクセスも良いため、連日、多くのアングラーが訪れており、プレッシャーは比較的高い。
「大江川」の特徴は、他の河川と比べて水の流れが少ないことや、浚渫による人工的なカケアガリが多いことが挙げられる。
アベレージサイズはやや大きめで、時折、60㎝オーバーのビッグバスが釣れている。
ただし、バスの個体数はそれほど多くないため、その日の状況に合ったポイントが選択できないと、厳しい釣果になることも珍しくない。
足場は護岸されいる場所が多く、駐車スペースも所々にあるため釣りはしやすい。
「長良川」の基本データ
釣れる魚 | ラージマウスバス、スモールマウスバス、ライギョ、ナマズ、シーバス など |
---|---|
遊漁券 | あり(300円) |
レンタルボート店 | なし |
マイボート持込 | 不可 |
注意事項 | ・ゴミ問題で地元住民とトラブルになったケースがあるので一層の気配りが必要 |
「大江川」でオススメのバス釣りポイント
① 内記ワンド(オススメ度★★★☆☆)
ここは、夏場にビッグバスの実績が高いポイント。
今回紹介するポイントで、最も上流域に位置している。
ショアライン沿いには「竹杭」、「木杭」が多く入っており、所々に「アシ」や「樹木」のオーバハングがある。
やや上流側(マップピン上側)には内記池公園があり、その周辺には「水門」がある。
また、一見するとわかりにくいが、ちょうどマップピンのあたりには「水中島」があり、隠れた狙い目になっている。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、足元の「杭」に付いている可能性が高い。
静かに水辺に近寄って、ヤマセンコー4をノーシンカーフリーフォールさせてみれば、思わぬビッグバスが釣れることがある。
沖の「水中島」を狙うなら、ダウンショットリグがおすすめ。
ベイトのサイズに合わせたHPシャッドテール3.1を使って、地形変化に沿ってズル引いてみれば、バスからの反応が得られる確率は高い。
② 東大江橋 周辺(オススメ度★★★★☆)
ここは、人工的なストラクチャーが豊富にあるポイント。
このポイントから川幅が急激に広がるため、水の流れが発生しやすく、回遊バスが回ってくることが多い。
「東大江橋」の下には、旧橋脚の基礎となっていたコンクリートの残骸が多く沈んでいる。
また、マップピン下側には、ゴミ止め用の「ネット」や「ブイ」が設置されており、その周辺にバスが浮いていることが多い。
ショアライン沿いはコンクリートで護岸されており、所々に「杭」が入っている。
また、水中には、ゴミ止め用ネットから橋脚に向かって「馬の背」が隠れていることも見逃せない。
<オススメの釣り方>
このポイントは、やはり橋の下に沈んでいる旧橋脚跡を狙うのがメインとなる。
旧橋脚の残骸にも引っ掛かりにくい、ウィップクローラー4.9のネコリグを使ってみれば、甲殻類の捕食しているバスのバイトが期待できる。
③ 西大江橋 周辺(オススメ度★★★★☆)
ここも「東大江橋」と同様に人工的なストラクチャーが豊富にあるポイント。
岸近くは水深が浅くハイシーズンにはバスが見えることも多い。
「西大江橋」の下にも、旧橋脚の基礎となっていたコンクリートの残骸が、多く沈んでいる。
また、マップピン下側のショアライン沿いには、「竹杭」「係留船」「水門」などのストラクチャーがある。
沖には浚渫によって作られた急激なブレイク(2m→6m)があり、このブレイクの途中にバスが隠れていることが多い。
<オススメの釣り方>
このポイントは、全体的に水深が浅いことで水面を意識したバスが多い。
水面で弱った小魚を演出できるレゼルブを使って、水面をゆっくりと引いてみれば、楽しいトップウォーターゲームが期待できる。
④ 札野ワンド(オススメ度★★★★☆)
ここは、水中に激しい地形変化があるポイント。
沖は水深が深く、北風も当たりにくいため、冬場にも実績が高い。
ショアライン沿いはコンクリートで護岸されており、数mほど沖に出ると急激なブレイク(2m→6m)になっている。
また、このブレイクの途中には、「流木」「ゴミ」「岩」などが多く入っており、バスにとって絶好の隠れ家となっている。
<オススメの釣り方>
このポイントは、ブレイクの途中にあるストラクチャーを狙うことが基本戦略となる。
障害物のすり抜け性能が高いドライブシュリンプ4のテキサスリグを使って、ストラクチャーに絡めて丁寧に誘っていけば、案外簡単にバスが釣れることが多い。
⑤ 古琴寿しワンド(オススメ度★★★☆☆)
ここも「札野ワンド」と同様に、激しい地形変化があるポイント。
マップを見ての通り、「札野ワンド」よりも一回り規模が小さい。
ショアライン沿いは、コンクリートで護岸されており、数mほど沖に出ると急激なブレイク(2m→6m)になっている。
このブレイクの途中には、「流木」「ゴミ」「岩」などが多く入っている。
また、寿し屋の裏には、「杭」や「沈んだ倒木」があることも見逃せない。
<オススメの釣り方>
このポイントも、ブレイクの途中にあるストラクチャーを狙うことが基本戦略となる。
セオリーはボトムを丁寧に誘うことだが、反応が悪いときはフリックシェイク4.8のジグヘッドワッキーがおすすめ。
やや難易度は高いが、ブレイクに沿って中層をスイミングさせてみるれば、他の釣り人がキャッチできないバスを釣ることができる。
⑥ 深浜大橋 周辺(オススメ度★★★★★)
ここは、水中の地形変化が豊富にあることに加え、ワンド状の地形変化も兼ね備えている「大江川」屈指の好ポイント。
年間通して釣果が上がっており、ビッグバスの実績もとても高い。
「深浜大橋」の周辺には、「橋脚」があるほか、西側の岸付近には「旧堤防道路跡」が沈んでいる。
また、「旧堤防道路跡」から少し沖へ行くと、急激な「カケアガリ」(2m→6m)があり、ビッグバスの回遊ルートになっている。
「カケアガリ」の深いエリア(6mあたり)は、バスの越冬場所になることが多く、冬場でも実績が上がっている。
<オススメの釣り方>
このポイントは、「旧堤防道路跡」などの人工的なストラクチャーを攻略することが重要となる。
障害物にヒットしても引っ掛かりにくいハイピッチャーMAX3/8を使って、トレースコースを変えながら何度も巻いてみれば、ランカーサイズに出会えることがある。
冬場に釣りをするなら、沖のディープをメタルバイブで攻めることがおすすめ。
アクションの立ち上がりの速さが、他のメタルバイブと比較にならないほど早いリトルマックス1/4を使ってみれば、貴重な冬バスを手にできる確率は高い。
⑦ 万寿橋 周辺(オススメ度★★★☆☆)
ここは、川幅が急に狭口なることで、比較的水の流れが発生しやすいポイント。
ベイトフィッシュが集まりやすく、ビッグバスの実績も高い。
「万寿橋」の周辺には、「杭」が点在しているほか、「倒木」や「水中のコブ」などがある。
橋より上流側は禁漁区とされているが、バス釣りは問題なくできる。
上流側の沖には、「沈船」や「沈みパイプ」があり、甲殻類が溜まりやすい環境になっている。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、回遊してくるベイトフィッシュを待ち伏せていることが多い。
ベイトフィッシュにそっくりなラストエース75を使って、ノーシンカーで表層トゥイッチしてみれば、バスが下から湧いてくることが多い。
⑧ 大江排水機場 周辺(オススメ度★★★★☆)
ここは、冬場でも水温が高く、年間通して実績の高いポイント。
今回紹介するポイントで、最も下流に位置している。
排水機場からは、梅津温泉からの排水が流されており、その周辺は冬場でも水温が高い。
排水機場の対岸には、「石積みテトラ」が入っているほか、所々に「ブッシュ」が濃くなっている場所がある。
また、排水機場付近の沖には、「コンクリートブロック」「流木」「ゴミ」などが沈んでいる。
<オススメの釣り方>
このポイントは、ベイトフィッシュが溜まっていることが多く、バスは活発に餌を捕食していることが多い。
潜航深度が浅いソウルシャッド58SRを使って、手返し良く巻いてみれば、活性の高いバスを狙い釣ることができる。
まとめ
大江川の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。
正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。
興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。
なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。
もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。
この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)
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