正しいバスの重さの測り方【魚を傷めないウエイトスケールの使い方をご紹介】

正しいバスの重さの測り方【魚を傷めないウエイトスケールの使い方をご紹介】

バス釣り雑誌を見ると「50up捕獲!」とか「ロクマル出現!」といったように「サイズ」に注目されていることが多いですが、その一方で多くのバス釣り大会で一番重視されているのは「ウエイト」です。

バス釣り最高峰の大会であるJB50でも、リミット本数の合計ウエイトで競い合っています。

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ただ残念なことに、フィールドで釣りをしていると無理やりウエイトスケールで重さを測ったために、バスが傷ついてしまっているのをチラホラ見かけてしまいます。

そんな訳で、今回はバスを傷つけないウエイトの測り方についてご紹介します。

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なぜバスの重さを測るのか?

「大会に出場しないアングラーはウエイトを測る必要はないのでは?」と感じる方が多いと思います。

実際、大会に出場しなければ「ウエイトを測ってキーパーの入れ替えをする」なんて作業もないですし、友人同士で釣りをするときも「ウエイト」で競い合うことはあまりないと思います。

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この話だけ聞くと「ウエイトを測る必要はないでしょ!面倒くさいし!」となると思いますが、実は「ウエイト」を測ることにはメリットがあります。

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それは「ウエイト」を測ることでバスのコンディションが分かることです。

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サイズのわりに重たければ、そのバスはエサを豊富に食べれていて、釣れたポイントはバスにとって住みやすいところ(レンジ)ということが分かります。

逆にサイズのわりに軽ければ、そのバスはエサにありつけていないので、釣れたポイントはバスにとって住みにくくあまり数もいないだろうと分かります。

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「ウエイト」は目視でもある程度は分かりますが、やはりウエイトスケールを使って測った方が正確でバスのコンディションを把握するのに役立ちます。

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ウエイトスケールにバスを固定するパーツ

専用のウエイトスケールであればバスを固定するパーツがもともと備え付けられていますが、結構値段が張ります…

ここでは、市販されているウエイトスケールを使用した場合に必要となるパーツを紹介します。

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バスを固定するために必要なパーツは「かけはりです。(「くけ台」とも呼ばれています)

かけはり(くけ台)

かけはり」とは、裁縫などで布を固定するために使用するものです。

この「かけはり」の良いところは大きく2点あります。

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  1. 布を滑らせずに固定するため、挟み込む部分にゴムが装着されていてバスの口を傷めない
  2. 紐を固定するパーツと挟み込むパーツが連動しており、強い力で紐を引っ張るほど挟み込む力が強くなる。(バスが重ければ重いほどしっかりとバスの口が固定される

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挟み込む部分にゴムになっています(オレンジ色の部分です)

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このかけはり」は、偶然の産物ではありますが魚のウエイトを測るのに最適なパーツと言えます。

ちなみに、裁縫用の「かけはり」でも必要十分ではありますが、釣りに特化した製品⇩も販売されています。

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 バスを傷めない測り方

正直、「かけはり」を使って測ればバスを傷つけることはあまりないです。

あまり難しいことはありませんが、念の為まとめると測り方は↓です。

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  1. バスを釣る(一番難しいです)
  2. ウエイトスケールのスイッチオン(デジタルの場合のみ)
    ※必ず「かけはり」がぶら下がった状態で起動。そうしないとバスを測った時に「かけはり」の重さが上乗せされます。
  3. バスの下アゴを「かけはり」で挟み込む
  4. ゆっくりとウエイトスケールで重さを測る
    注意:勢いよくウエイトスケールにぶら下げると「かけはり」からバスが外れやすいですし、バスのアゴが傷ついてしまいます。

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一見すると簡単そうですが、バスを釣ったときは一種の興奮状態になることが多いので、意外に間違えがちです。

私自身も、ウエイトスケールを起動するとき、バスの口に「かけはり」を付ける気持ちが早まりすぎて、「かけはり」を手に持ったまま起動したことが何度もあります…

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落ち着いて丁寧に測りましょう。

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暴れてしまうバスの落ち着かせ方

いざバスを計測するとなると、バスが暴れてしまってなかなか計測てきないことが多いと思います。

このようなときは、バスの目に光が当たらないように手の平でバスの視界を遮ると良いです。

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バスは光を見ると、本能的に光に向かって動いてしまう習性があります。

そのため、手の平でバスの視界を遮ってあげれば、バスは落ち着きを取り戻してくれます

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この方法は、メジャーなどで「サイズ」を測る時にも使えますのでぜひ。

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おすすめのウエイトスケール

ダイワ/デジタルスケール

安心安定のダイワ製のウエイトスケール 。

手で握る部分がラバー製になっているので、魚が暴れたりしてもガッチリ掴み続けることができます

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更に嬉しいのは、測ったデータを10個まで保存が可能という機能が付いています。

この機能があれば、バス釣り大会ではキーパーの入れ替え判断をするときにすごく便利ですし、普段の釣行でもその日の一番重たいサイズを簡単に記録しておくことができます。

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少々値段は張りますが、どうせ買うならしっかりとした製品を長く使いたいという方には是非おすすめです。

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ばね式ウエイトスケール

ばね式のウエイトスケールです。

デジタルとの違いは、なんといっても水に強いということです。

釣行中にゲリラ豪雨があっても、手を滑らせて水没させてしまっても全然問題なしです。

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ただ、ばね式ですとウエイトを指すメモリが絶えず動き続けてしまうので、正確にウエイトを測るのは少し難しいかもしれません。

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「とにかく丈夫なスケールが欲しい!」という方には是非おすすめです。

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汎用デジタルスケール

釣りに限らず、様々な用途で使えるデジタルスケールです。

とても安価なのでメモリー機能などはありませんが、「重さを測る」という機能は十分発揮してくれます

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ただ、水にはあまり強くないので急な雨などが降り出すと厳しいですね…

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「最低限の機能だけで十分!」という方には是非おすすめです。

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かけはり(くけ台)

裁縫で使用するための「かけはり」です。

コンパクトでシンプルな作りですが、魚を測るには十分な機能を発揮してくれます。

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実は私自身も使用していますが、今まで問題なく使用させてもらっています。

どのようなウエイトスケールを購入したとしても「かけはり」は必要になります。

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まとめ

「ウエイト」を測ることで、バスのコンディションから居付きやすいポイントまで把握することができます。

そして、コンディションの良いバスを狙って釣れるようになれば、バスの動きが読めてきているということなので、自然とバスが釣れる数も増えてくると思います。

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「サイズ」が一番気になるのは事実ですが、「ウエイト」も気にしながら釣りをしているとさらにバスフィッシングの楽しさ幅が広がると思います。

自己記録級の「サイズ」が釣れた時に、せっかくなら「ウエイト」も測りたいですしね。

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ぜひ「ウエイトスケール」をタックルボックスに忍ばせていただいて、楽しいバスフィッシングライフを送っていただければと思います。

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