おすすめ「ネイルシンカー」5選【使い勝手やコスパで徹底比較】

おすすめ「ネイルシンカー」5選【使い勝手やコスパで徹底比較】

「ネイルシンカー」は、「ネコリグ」で使ったり、ワームのウェイト調整で使ったりと、バス釣りになくてはならない必需品です。

各メーカーより様々な製品が販売されていて、ザックリとした形はどれも同じですが、よくよく見ると「形状」や「値段」が微妙に違っているので、どれを買うのか迷ってしまうと思います。

今回は、「ネイルシンカー」を使用するフィールドやワームなどに応じて、オススメできる「ネイルシンカー」をまとめました。

ネイルシンカーの種類

「ネイルシンカー」の形状は基本的にどれも同じですが、素材の違いによって特徴が異なります。

主に使用される素材は「タングステン」と「鉛」になります。

タングステン製の特徴

「タングステン」とは、他の金属よりも比重が重くて高度がある金属です。

「タングステン」で作られた「ネイルシンカー」は、小さくても十分な重量を確保することができ、硬度が高いので感度も高いという特徴があります。

しかし、便利である反面、「タングステン」は軍事分野を始めとして様々な分野からの需要がある金属なので、コストが高いという難点があります

比重が重いのでコンパクトでも十分なウエイトを確保できる(=細いワームにも使える)

硬度が高いので感度も高い(=ボトムを取りやすい)

・鉛に比べると環境に悪影響を与えない

・値段が高い

鉛製の特徴

「鉛」とは、低融点で柔らかく加工しやすい金属です。

加工がしやすく容易に入手可能なので、安価に製造できるという特徴があります。

ただし、「タングステン」より比重が軽いので、「タングステン」製のシンカーよりも大きくなります

また、「鉛」は生物に対して毒性を有しているので、あまり環境によくありません…

値段が安い

シンカーが大きくなるので細いワームには使えない

・柔らかいので感度が若干低い

・環境に悪影響を与える

オススメできるネイルシンカー

市販されている「ネイルシンカー」は、メーカー毎に微妙に特徴が異なります。

それぞれの特徴を踏まえて、オススメできる「ネイルシンカー」を紹介します。

ダイワ/バザーズワームシンカー(タングステン製)

高比重(約18)タングステンを採用したネイルシンカーです。[FECO認定品]

高比重の素材を使用したことによりとてもコンパクトな形状になっているので、どんなワームでも問題なく使用できます

また、表面には凹凸仕様が施されているので、ほとんどキャスト時のすっぽ抜けはありません。

タングステン製のネイルシンカーは値段が高いのが難点ですが、「バザーズワームシンカー」はお得なPROパック(増量パック)も用意されています

【例】1.3gの場合

・ノーマルパック:5個330円(1個あたり約66円)

・PROパック:18個950円(1個あたり約52円)

「コンパクトで高性能なネイルシンカーが欲しい」という方にオススメです。

ジャッカル/カスタムネイルシンカー(タングステン製)

鋭いトゲのような形状をしたネイルシンカーです。[FECO認定品]

このトゲは差し込む方向と反対側を向いているので、差し易くて非常に抜けにくいのが特徴です。

(ワームに1回刺したら抜きたくても抜けないくらいです…)

値段は1.3g(6個入)で310円(1個あたり約51円)なので、他の製品と比べると特別安くはありませんが、抜群の抜けにくさによってロスト率が低いので、結果的にはコスパが良いです。

また、軽いウエイトの場合、細いワームでもあっても差し込みやすいように先端の形状を細長くして工夫されています。

「絶対抜けないネイルシンカーが欲しい」という方にはオススメです。

レインズ/タングステンネイルシンカー(タングステン製)

シンプルな形状のネイルシンカーです。[FECO認定品]

一見するとシンカー自体に目立った凹凸がないので「すぐに抜けちゃいそう…」と思われがちですが、そんなことはありません。

私自身も何度も使用しましたが、ロングキャストしてもすっぽ抜けることはほとんどありませんでした。

また、コスパが良いことも特徴で、例えば1.3g(7個入)で300円なので1個あたり約42円になります。

「ネコリグの定番ワーム『スワンプクローラー』にピッタリなネイルシンカーが欲しい」という方にオススメです。

フィッシュアロー/タングステンネイルシンカー(タングステン製)

ネジのようにギザギザの形をしたネイルシンカーです。[FECO認定品]

タングステン製のわりには多少大きい感じはありますが、その分、ワームには差し易くなっています。

また、ネイルシンカーの表面にグラム刻印が入っているので、パッケージから出した後でも何gか分からなくなることがありません。(←地味にけっこう便利です)

このシンカーはコスパが良いことも特徴で、例えば1.4g(9個入)300円(1個あたり約33円)なので、他の製品とくらべると圧倒的にお安くなっています

「格安のタングステン製シンカーが欲しい」という方にオススメです。

アクティブ/ミサイルシンカー(鉛製)

ネジのようにギザギザの形をしたネイルシンカーです。

本記事で紹介した中で、唯一の鉛製のネイルシンカーとなります。

鉛特有の柔らかさを生かして、ニッパーで簡単にカットできるので、フィールドでお好みのウエイトに変更可能です。

また、1.4g(10個)で280円(1個あたり約28円)なのでタングステン製と比べると激安です。

ただ、デメリットとしては、やはりタングステン製に比べるとかなり大きいので細いワームには差しにくいです…

「とにかく安いシンカーが欲しい」という方にオススメです。

まとめ

「ネイルシンカー」はどれも同じように見えますが、それぞれ微妙に個性があります。

「たかがオモリでしょ」と言って適当にシンカーを選んでしまうと、ワームが持っているポテンシャルを十分に発揮できません

少しでも釣果UPさせるには、ご自身の使用する環境・用途に合った「ネイルシンカー」を選ぶことが重要です。

ぜひ本記事を参考にしていただいて、最適なネイルシンカーを選択いただければと思います。

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