ローランスの魚探には、等深線のカラーを自分の好きなカラーに変更できる機能があります。
例えば、1mレンジは「レッド」、2mレンジは「イエロー」といったように、自分が見やすいカラーに変更できます。
この機能を「カスタム陰影」と言います。
しかし、私の魚探「ローランス エリート9ti
いろいろネットで調べたりして試行錯誤したのですが、原因は一向に分かりません…
「とりあえず使えるからいいやー」ということで、しばらく放っておいていたのですが、今回、ついにその症状の解消する対処策を発見しましたのでご紹介します。
※本記事は、私の魚探固有の症状の可能性もあるため、参考程度にお読みいただければと思います。
発生していた症状
「カスタム陰影」を変更する画面で、陰影カラーを「編集」する画面が開いてくれません。
「編集」の画面を開くために何回もタップしても、音が鳴るだけなのです…
本来なら、「カスタム陰影」は以下の手順で変更することができます。
①チャート画面を開いて「チャートオプション」をタップ。
②「チャートオプション」をタップしたあとは、「ビュー」→「陰影表示」→「カスタム」という順序でタップして「カスタム陰影」の画面を開く。
③「カスタム陰影」の画面が表示されたら、カラーを変えたい水深の列をタップして「編集」画面を開く。
④上の写真の画面が開いたら「カラー」の部分をタップ。そうするとカラーを選ぶ画面が新たに出てくるので、自分の好きな色に変更する。(完)
通常であれば、この方法で変更できます。
しかし私の魚探では、「カスタム陰影」の変更画面までは開くのですがその後の「編集」画面が開いてくれません…
何回タップしても、タップ音は鳴るのですが「編集」画面が開いてくれないのです。
上の写真を見てもわかるように、一番上段の列(水深1mの列)がグレーになっています。
(「カスタム陰影」を変更できるときは、この列はブルーです)
このあたりからして、何か様子がおかしいことが伺えます…
「カスタム陰影」が変更できないときの対処法
結論から言うと、「チャートオプション」で「チャートのソース」を「C-MAP GENESIS」からダウンロードしたマップに変更した途端に、「カスタム陰影」が変更できるようになりました。
通常、「チャートのソース」の初期設定は、「Lowrance」となっています。(以下の写真参照)
上の写真の状態ですと、なぜか「カスタム陰影」は変更できません。
先程も記載しましたが、以下の写真のような状態になってタップしても反応してくれません。
しかし、「チャートのソース」を「C-MAP GENESIS」からダウンロードしたマップ(今回は「Lake Sagami」)に変更すると「カスタム陰影」が変更できるようになりました。(以下の写真参照)
「チャートのソース」を「C-MAP GENESIS」からダウンロードしたマップにすると、「カスタム陰影」の画面は以下の写真のようになります。
なぜか「カスタム陰影」が変更できるようになるのです。
原因が全く不明なのが不気味ですが、これで等深線のカラーを自分の好きな色に変更できるようになりました。
なお、この方法で「カスタム陰影」を変更した場合、「チャートのソース」を「Lowrance」に戻したときに「『カスタム陰影』が初期化されてしまうのでは?」という心配がありました。
しかし、その点は特に問題ありませんでした。
「チャートのソース」を「Lowrance」に戻すと、「カスタム陰影」の変更はできなくなりますが、すでに変更した「カスタム陰影」はしっかり引き継がれます。
「チャートのソース」を「Lowrance」に設定したいときは、少し手間ですが「カスタム陰影」を変更する前に「チャートのソース」を「C-MAP GENESIS」からダウンロードしたマップに変更する必要がありそうです…
ちなみに、「C-MAP GENESIS」からマップをダウンロードする方法は、パソコン経由(パソコンでDL→MicroSD→魚探本体)でも可能ですし、Wi-Fi環境があれば魚探単体からもダウンロード可能です。
まとめ
今回は、奇跡的に「C-MAP GENESIS」からマップをダウンロードしたおかげで「カスタム陰影」を変更できるようになりました。
私の知識不足のせいで原因は不明ですが、なんとか見やすい等深線マップが作成できそうです。
もしも「カスタム陰影」を変更できずにお悩みの方がいらっしゃれば、参考にしていただければと思います。