「ワッキーチューブ」は、ショップへ行くといくつかのメーカーから販売されています。
しかし、どの製品も見た目は単なるビニールなので、正直言って「これでxxx円は高いなぁ…」と感じる方も多いと思います。
そんなわけで、今回は、「自作ワッキーチューブの作り方」をご紹介します。
ワッキーチューブとは?
「ワッキーチューブ」とは、ワームが千切れることを防いでくれるアイテムです。
実際、釣りをしていると「ロングキャストしたらワームだけ吹っ飛んだ!」とか「バスが釣れたときにワームが千切れて無くなった…」という経験があるでしょう。
「ワッキーチューブ」があれば、そのような問題がほぼ無くなります。
※よく釣具屋で売られている商品はこんな感じ↓
最近はワームの値段も高くなっていて、1本100円前後することもあります。
さらに、ネイルシンカーを刺している場合には、ワーム1本あたりの金額はもっと高くなります。
「たった100円くらいなら…」と思いがちですが、積み重なると結構大きな金額になります。
<例>週1回で釣行して1日5本ロストした場合 1日ロスト額500円 ☓ 年間釣行回数48回 = 年間ロスト額24,000円
ちょっとしたリールが買える金額ですね。
ワッキーチューブの自作方法
結論から言うと、電気工事用の「熱伸縮チューブ」で代用できます。
メーカー品と全く遜色ないくらい使えます。
「熱伸縮チューブ」は文字どおり熱を加えると縮む性質があります。
そのため、ワームにセットしてライターで炙ると、みるみる縮んでいってワームにフィットします。
これが、「ワッキーチューブ」にピッタリです。
そして、値段の方ですが、AMAZONで販売されてる「ゼスタ(XESTA) 熱収縮チューブ クリア」の場合だと50㎝で195円です。
メーカー品が10㎝前後と200〜300円くらいなので、だいぶお得ですね。
釣り具メーカー品との性能の違い
「メーカー品」と「熱伸縮チューブ」もそれぞれ数年使用しました。
結果としては、性能に違いは感じられませんでした。
むしろ、個人的には「熱伸縮チューブ」の方が使いやすいくらいです。
「熱伸縮チューブ」ですと、ワームの形状にピタッとフィットします。
これがかなり強く固定されるので、相当ハードに扱ったとしても簡単には外れません。
ただ、あまりにも強く固定されると「ワームのアクションを妨げてしまうのでは?」という疑問もあるでしょう。
しかし、そこは全く問題なしです。
水中でワームを見てみるとアクションが妨げられている様子は無いですし、装着前と同じように普通にバスも釣れます。
注意点
それほど大きな問題ではありませんが、若干の注意点があります。
FECO認定品ではない(JB・NBCトーナメントでは使用不可)
JB・NBCの大会では、FECO認定品(FECOシールが貼ってある商品)しか使用できません。
今回紹介した「熱伸縮チューブ」は、当然、FECO認定品でもなんでもありません。
ただこれは大半の方には影響なしだと思います。
どうしてもFECO認定品を使用したい方は↓がオススメです。
熱し過ぎに注意
当然ですが、ライターで炙りすぎるとワームが溶けます。
直火で炙らずに、遠火で炙ることが重要です。
また、普通の炎が出るタイプのライターですと、火力調整がうまくいかなかったり、風が風いているときに使えなかったりします。
炙るならターボライターが断然オススメです。
まとめ
ワッキーチューブは「熱伸縮チューブ」で代用できます。
メーカー品よりもコスパが良くて、使用感も全く遜色ありません。
「熱伸縮チューブ」はほとんどのホームセンターで売っているはずなので、気になる方はぜひ試していただければと思います。
(ホームセンターへ行く時間がない方のためにオススメ品↓を載せておきますのでご参考にどうぞ)
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