今回は、「前川」でバス釣りするなら知っておきたい「ポイント」や「オススメの釣り方」を紹介します。
「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「前川」はどんなトコ？
「前川」は、茨城県南東部にあるリバーフィールドのこと。
常陸利根川と鰐川を結ぶように流れている。
全長は約３㎞であり、テンポよく回れば１日で回りきれる。
田園地帯を流れているため、大雨の後や稲刈りシーズンは、ひどい濁りが発生することがある。
また、全体的に足場が良い場所が多いので、オカッパリはしやすい。
「前川」の基本データ
| 釣れる魚 | ラージマウスバス、ブルーギル、ナマズ、ハス など |
|---|---|
| 遊漁券 | なし |
| レンタルボート店 | なし |
| マイボート持込 | 可能 |
| 注意事項 | ・常陸利根川の出口付近から観光船の運航ルートになっているので要注意 |
「前川」でオススメのポイント
① 稲井川流れ込み周辺（オススメ度★★★★☆）
ここは、田園地帯を流れる「稲井川」が流れ込むポイント。
アベレージサイズは小さめだが、バスの魚影は濃い。
河口部のショアラインには、アシが入っており、泥底で水深は浅い。
河口部からやや利根川方面に歩くと、階段状の地形変化に加えて、水門が２つある。
さらに、水門の前のやや沖には、ゴロタ石が多く入っている。
＜オススメの釣り方＞
このポイントは水深が浅いので、バスの目線が上を向いていることが多い。
ラウダー50のような小さめのポッパーを使ってみると、楽しい釣りが期待できる。
② 前川橋 周辺（オススメ度★★★★☆）
ここは、水郷道路が走る大規模な橋があるポイント。
橋の真下にはゴロタ石が多く入っており、バスが着いていることが多い。
南岸は、ショアラインはコンクリートで護岸されていて、やや沖に大きめのゴロタ石が点在している。
北岸は、ショアラインはアシで覆われている所が多く、係留船が止まっていることが多い。
＜オススメの釣り方＞
このポイントは、やはり橋の真下にあるゴロタ石を釣るのがメインとなる。
レッグワーム2.5のダウンショットリグを使い、丁寧に誘っていくのがオススメ。
なお、根掛りしにくいように軽めのシンカーを使うのが必須。
③ 大洲水門 西側（オススメ度★★★★★）
ここは、川幅が大きく変化して水の動きが多いポイント。
ベイトフィッシュが多いのでバスの魚影は濃いが、人気ポイントなので釣り人の数も多い。
ポイント北岸（マップピン上側）は、アンコ川の流れ込みがあり、ショアラインにはアシ・ブッシュ・小さな水門がある。
さらに、前川への合流点は、コンクリートで護岸されており、その沖にはゴロタ石が多く入っている。
ポイント南岸（マップピン下側）は、大洲水門があり、その周辺にはアシ・係留船・沈船がある。
また、水門付近の水深は２mほどあるので比較的深く、やや沖にはゴロタ石が点在している。
＜オススメの釣り方＞
このポイントは、駐車しやすくて足場も良いため、人的プレッシャは高め。
スレバスでも吸い込みやすい軽めのDジグを使って、ゴロタ石やアシをスローに釣るのがオススメ。
④ 大洲水門 東側（オススメ度★★★★★）
ここは、川幅が一気に狭くなり、水の動きが多いポイント。
ブルーギルが多く、それを狙うビッグバスの実績が高い。
南岸（マップピン下側）は、ブッシュが非常に濃くて立ち入りが危険のため、北岸（マップピン上側）からの釣りがメインとなる。
足元はコンクリート護岸されていて、水深は最大でも1.5m程度。
ショアラインには目立った変化はなく、主な狙い目は、対岸のアシやブッシュとなる。
＜オススメの釣り方＞
このポイントのバスは、小型のギルを捕食していることが多い。
小さめのブルフラット3inchを使い、テンポよくカバーにフォールさせていくのがオススメ。
⑥ 長泥橋 周辺（オススメ度★★★★☆）
ここは、橋脚下に大きなゴロタ石が入っているポイント。
南岸（マップピン下側）は、ブッシュが濃くて立入禁止のため、北岸（マップピン上側）からの釣りがメインとなる。
足元はコンクリート護岸（やや傾斜あり）されていて、水深は最大でも１m程度。
ショアラインにはゴロタ石が点在しており、所々にアシやブッシュがある。
＜オススメの釣り方＞
このポイントのバスは、ゴロタ石の間をウロウロしていることが多い。
軽めのクリスタルSを使って、ゴロタ石にぶつけるように引いてくれば、リアクションバイトが期待できる。
⑦ 米島水門 東側（オススメ度★★★☆☆）
ここは、鰐川への出口となる水門があるポイント。
水門付近で水深最大２mあり、ビッグバスの実績が高い。
南岸（マップピン下側）は、ブッシュが非常に濃く、ショアラインにはアシがたくさん入っている。
また、北岸（マップピン上側）は、足元はコンクリート護岸されていて、ショアラインには大きめのゴロタ石が入っている。
＜オススメの釣り方＞
このポイントは、水の動きが発生しやすいので、高活性のバスが多い。
水深に合わせたタイニーブリッツMRを使って、広く探ってみるのがオススメ。
まとめ
前川の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。
正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。
興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。
なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。
もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。
この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)
