今回は、愛知県と岐阜県の県境にある「矢作ダム」のバス釣りポイントを紹介します。
「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「矢作ダム」はどんなトコ?
「矢作ダム」は、愛知県と岐阜県の県境にあるリザーバーフィールドのこと。
バス釣りの歴史は古く、東海エリアでもランカーを狙えるフィールドとして人気が高い。
毎年50㎝オーバーが複数匹釣り上げられている。
「矢作ダム」は2つに分かれており、上流側は「矢作第一ダム」で下流側は「矢作第二ダム」と呼ばれている。
どちらのダムにもバスは生息しているが、型・数ともに「矢作第一ダム」の方が充実している。
以前は、レンタルボート店がなかったので、オカッパリでしか釣りを楽しむことができなかったが、2017年にレンタルボート屋「JOY STYLE」がオープン。
現在はボートでのバス釣りも楽しめるようになり、一層人気のフィールドとなっている。
「矢作ダム」の基本データ
釣れる魚 | ラージマウスバス、ブルーギル、ナマズ など |
---|---|
遊漁券 | なし |
レンタルボート店 | あり |
マイボート持込 | 不可 |
注意事項 |
・ダムサイド周辺の道路は舗装されていない道が多い ・湖岸が急斜面のエリアがあり、オカッパリする場合は足元に要注意 |
「矢作ダム」でオススメのバス釣りポイント
① 大野公園前(オススメ度★★★★☆)
ここは、「矢作ダム」に初めて釣りに来た方にオススメのポイント。
足場は非常良く、駐車場・トイレ・自動販売機などもあって快適に釣りができる。
また、朝夕はバスのフィーディングエリアになるので、この時間帯は非常に有望なポイントとなる。
沖には、浮きパイプが連なって浮いており、この下にバスが隠れていることが多い。
足元は、比較的岸近くからカケアガリになっている場所が多い。
また、公園のやや上流側に行くと小さい流れ込みがある。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、沖の浮きパイプの影に付いていることが多い。
ヤマセンコー4のノーシンカーリグを使って、浮きパイプのキワをトゥイッチしてみれば、影から飛び付くようにバイトしてくることが多い。
② 発電所前(オススメ度★★★★★)
ここは、大きなワンド状の形をしているポイント。
「奥矢作第二発電所」がポイントの目印となっている。
足場は良くて広いので、オカッパリは非常にやりやすい。
朝夕はフィーディングエリアになっていることが多く、春はスポーニングエリアになっている。
沖の地形は、段々畑のように深くなっており、その段差の周辺に大小の岩が点在している。
ワンドの最奥にある「奥矢作第二発電所」のあたりからは、小さな流れ込みがある。
また、この流れ込みの河口部の沖には、ハンプ(水中島)がある。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、段々畑状の深くなっている途中にある「岩」に付いていることが多い。
障害物にコンタクトしても根掛りにくいブリッツMRを使って、リアクションバイトを狙ってみるのがオススメ。
流れ込みの河口部の沖にある「ハンプ」を釣るならラバージグが圧倒的にオススメ。
ガンターオーバルを使ってボトムパンプしてみれば、50㎝オーバーのランカーサイズが狙える。
③ 旭村釣り場(オススメ度★★★☆☆)
ここは、小さな岬が張り出しているポイント。
さほど広さはないが足場は良いので、オカッパリの人気ポイントになっている。
このポイントの特徴である小さい岬は沖までしっかり張り出しており、岬先端の水中には大きな沈み岩がある。
岬よりも東側(橋がある方)は、シャローエリアが広がっており、満水時は所々に樹木がオーバーハングしている。
<オススメの釣り方>
このポイントは、やはり岬の先端に沈んでいる大岩が狙い目となる。
スレバスも口を使いやすいHPシャッドテール3.1のダウンショットリグを使って、丁寧に誘ってみるのがオススメ。
岬が不発に終わった時は、シャローエリアをトップ系ルアーで釣るのがオススメ。
甘いポップ音が出せるPOP-Xを使って、リズムよくドッグウォークさせてみれば、楽しい釣りが期待できる。
④ 段戸川 流れ込み(オススメ度★★★☆☆)
ここは、「段戸川」が流れ込んでいるポイント。
夏場は多くの見えバスが泳いでいるが、釣るには相応のテクニックが必要となる。
岸際は急斜面の場所が多いので、足場はあまり良くない。
水質はかなりクリアで、水深は〜1.5m程度と浅い。
マップピンよりやや上流(下側)には橋があり、この橋より上流には流木や岩がたくさん沈んでいる。
<オススメの釣り方>
このポイントは、スレていることが多く、簡単には口を使ってくれない。
水中を漂うようにサスペンドするソウルシャッドを使って、リアクション的に誘ってみるのがオススメ。
⑤ 旧発電所跡(オススメ度★★★★☆)
ここは、ボトムにストラクチャーが豊富にあるポイント。
「矢作ダム」の中ではトップクラスにビッグバスの実績が高い。
足場は、発電所跡より上流側はあまり良くないが、下流側は比較的良い。
水力発電所の跡地なので、建造遺物の周辺にはコンクリートの塊がいくつも沈んでいる。
また、発電所後の下流側には、流木などのゴミが溜まっていることが多い。
なお、ボトムの地形変化が豊富である反面、根掛りが非常に多いので要注意。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、沖に点在するコンクリート塊に付いていることが多い。
ハードカバーでも根掛りしにくいスワンプのネコリグ使って、コンクリに引っ掛けながら誘ってみるのがオススメ。
まとめ
矢作ダムの「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。
正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。
興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。
なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。
もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。
この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)
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