今回は、群馬県の「榛名湖」のバス釣りポイントを紹介します。
「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「榛名湖」はどんなトコ?
「榛名湖」は、群馬県の西部にある山上湖フィールドのこと。
榛名山の噴火により作られたカルデラ湖であり、1日で1周できるちょうど良い広さなので群馬県の人気フィールドになっている。
水質はクリアウォーターで、夏場にはウィードが豊富に生えている。
ベストシーズンは、6〜10月。冬場は冷え込みが厳しく、1〜3月は湖面が氷結するので釣り自体が難しい。
主なストラクチャーは、ゴロタ石・ガレ場・アシ・ウィード・湧水など。
岸際には目立ったストラクチャーが少ないので、水中の地形変化を釣ることがメインパターンとなる。
「榛名湖」の基本データ
釣れる魚 | ラージマウスバス、ニジマス など |
---|---|
遊漁券 | あり(700円) ※ただし中学生までは無料 |
レンタルボート店 | あり |
マイボート持込 | 不可 |
注意事項 |
・冬場の時期は湖面が氷結するので釣りができない ・観光地としても有名なので岸際に観光客がいる場合がある |
「榛名湖」でオススメのバス釣りポイント
① ボート屋 周辺(オススメ度★★★☆☆)
ここは、マンメイド(人工的な)ストラクチャーが豊富なポイント。
周辺には多くのボート店が営業しており、釣り人だけでなく観光客も多い。
各ボート屋には桟橋があって日中はシェードを形成しているほか、やや沖目にはウィードが豊富に群生している。
また、ちょうどマップピンのあたりは「バス停下」とも呼ばれるポイントになっており、水中にいくつもの岩が沈んでいる。
なお、ボート屋の桟橋は、店舗によっては釣り禁止の場合があるので要注意。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、ウィードの中に隠れてベイトフィッシュを待ち構えていることが多い。
やや軽めのDスパイカーを使って、ウィードトップのギリギリをゆっくり巻いてみるのがオススメ。
また、「バス停下」の沈み岩を釣るならクランクベイトがオススメ。
ちょうど良い潜航深度のブリッツMRを使って、岩にコンタクトさせながら巻いてみれば、リアクションバイトが期待できる。
② ホテル下(オススメ度★★★★☆)
ここは、「ダイアパレス榛名湖」というホテルが目印のポイント。
水深2〜3mくらいに良質なウィードが豊富に群生しており、榛名湖屈指の人気ポイントである。
ホテル近くには桟橋とボートが係留しているが、それ以外には岸際に目立った変化はない。
しかし、バスの魚影は比較的濃いので、ウィードをうまく攻略できればバスが釣れる可能性は高い。
<オススメの釣り方>
このポイントは、ウィードの上をベイトフィッシュが回遊していることが多い。
ベイトのサイズ感に合わせたヴィローラを使って、群れからはぐれて弱った小魚を演出するようにミドストしてみるのがオススメ。
③ 榛名高原学校下(オススメ度★★★★☆)
ここは、地形変化が豊富なポイント。
岸際にはカッターボート(大型の競技用手漕ぎボート)が出入りする設備があり、その周囲は深く掘り下げられている。
また、ポイントのやや北側へ行くと、流木・岩・ゴミなどの様々な障害物が沈んでいるガレ場がある。
なお、カッターボートの出入りがある時は、トラブル防止のために釣りを控えるのが望ましい。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、カッターボート周辺の掘り下げられた場所に溜まっていることが多い。
食わせ力の強いフーラを使って、ダウンショットリグで丁寧に誘ってみるのがオススメ。
ポイント北側のガレ場を釣るなら、ネコリグがオススメ。
根掛りしにくい細身のマイティーストレートを使って、障害物に軽く引っ掛けながら誘ってみれば、バスが釣れる確率は高い。
④ 北岸エリア(オススメ度★★★☆☆)
ここは、寒い時期に実績が高いポイント。
周辺には温泉施設が多数あり、その施設からは温排水が流れ込んでいるので、冬場であっても水温が比較的高い。
また、沼尾川の流れ込みがあるため水通しが良く、ベイトフィッシュが多い傾向がある。
さらに、桟橋や土管と言った人的ストラクチャーもあるので、バスの魚影は比較的濃い。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、流れ込みに集まるベイトフィッシュを活発に捕食していることが多い。
ワカサギカラーのドゥルガ73SPを使って、時折ダートアクションさせながら誘ってみるのがオススメ。
まとめ
榛名湖の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。
正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。
興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。
なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。
もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。
この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)
コメントを書く