今回は、「芦ノ湖」でバス釣りするなら知っておきたい「ポイント」や「オススメの釣り方」を紹介します。
「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「芦ノ湖」はどんなトコ?
「芦ノ湖」は、日本で最初にブラックバスが移植された湖です。
日本のバスフィッシング発祥の地とも言われています。
主な特徴としては、
・水質はクリアで、年間を通して激しい水位の変動がない
・ 12月中旬から2月までは釣り禁止
・ 釣りができる時間に制限がある(開始=日の出1時間前、終了=日没1時間後)
・ ワーム類の使用禁止
といった点が挙げられます。
歴史あるフィールドなのでバスがスレていると思われがちですが、ハイシーズは好釣果が多く報告されています。
その日の状況に合ったポイント・ルアーを選択できれば、良い釣りが期待できるフィールドと言えるでしょう。
基本データ
釣れる魚 | ラージマウスバス、ブルーギル、ニジマス、ブラウントラウト、 アマゴ、イワナ、ヒメマス など |
---|---|
遊漁券 | あり ・店売り:1500円 ・現地売り:3000円 ※2020年3月2日時点 |
レンタルボート店 | あり |
マイボート持込 | 可能 |
注意事項 | ・釣行期間、釣行時間に制限あり ・全長制限あり(バス25㎝以下の採捕禁止) ・禁漁区域あり(百貫ノ鼻と立岩を線で結んだ西側エリア) |
「芦ノ湖」でオススメのポイント
① 湖尻水門(オススメ度★★★☆☆)
<主な特徴>
・芦ノ湖最大のアウトレット
・水門から沖に向かってチャンネルラインが続いている
・極端な増水などがない限り、水門はほとんど開かない
<オススメの釣り方>
このポイントは、大岩などがあるハードボトムが狙い目となる。
根がかりしにくく、ストラクチャーをタイトに通せるブリッツMRやハイピッチャーがオススメ。
② 深良水門(オススメ度★★★☆☆)
<主な特徴>
・湖尻水門に次に大きいアウトレット
・水門は開いていることが多く、カレントが発生しやすい
・水通しが良いため、ウィードが群生しやすくベイトフィッシュが多い
・水門両サイドは砂浜になっており、ウェーダーが多い
・春はスポーニングエリアになる
<オススメの釣り方>
このポイントでキーとなるのは、濃いウィードと豊富なベイトフィッシュ。
ウィードのキワに沿って、ベイトフィッシュのサイズに合わせたミノーを引くのがオススメ。
③ 湖尻湾(オススメ度★★★★★)
<主な特徴>
・芦ノ湖で最も広い湾
・ボトムは砂浜や岩場が点在している
・桟橋、杭、係留ボートなどの人的ストラクチャーが豊富
・流れ込みがいくつかあるが、大雨の後は大涌谷からの硫黄が流れ込んでくることがる
・遊覧船の航路があるので注意が必要
<オススメの釣り方>
このポイントはサイズ大小問わずにバスのストック量が多い。
グリマー7で弱った小魚を演出すれば、競い合うようにバイトしてくることがある。
④ 九頭龍神社 周辺(オススメ度★★★★☆)
<主な特徴>
・芦ノ湖が最も狭まる場所
・湖幅が狭い分、水通しが良い
・鳥居がある島があり、その周辺に大きな沈み岩がある
・ワカサギの産卵シーズンに、ワカサギが接岸していることが多い
・トラウト釣りでも実績がある
<オススメの釣り方>
このポイントは、フィーディングを意識した高活性のバスが多い。
ある程度サイズ感のあるミノーで攻めていくのが効率が良い。
⑤ 成蹊学園寮 周辺(オススメ度★★★★☆)
<主な特徴>
・ボトムは砂浜や粘土質の地形などがあり、地形変化が豊富
・「蛭川」の流れ込みがある
・「芦之湖漁協蛭川養魚場」があり、ここからの流れ出しに魚が集まっていることが多い
<オススメの釣り方>
このポイントは水の流れが発生しやすく、バスのボイルが多い。
ポッパーやペンシルベイトで水面を攻めれば、楽しい釣りが期待できる。
⑥ 箱根神社下(オススメ度★★★★☆)
<主な特徴>
・水上に大きな鳥居があり、その周辺に大岩が点在している
・所々に湧き水があり、水温が安定している
・ショアライン沿いは石により護岸されている
・ショアラインから少し離れた辺りには倒木や沈木が点在している
<オススメの釣り方>
このポイントは、湧き水の影響によってバスの魚影が濃いがウィードも濃い。
軽めのスピナーベイトでウィードラインを引くのがオススメ。
⑦ 白鳥ワンド(オススメ度★★★★☆)
<主な特徴>
・箱根出張所の前に広がっている大規模なワンド
・係留ボートが多数浮いている
・ボートを係留させるための杭が点在している
・ショアラインから少し離れた辺りには倒木や沈木が点在している
<オススメの釣り方>
バスは係留ボートの下にサスペンドしていることが多い。
オーバーリアルでボートのキワを攻めてみれば、影から勢いよくバイトしてくることが多い。
⑧ 箱根湾(オススメ度★★★★★)
<主な特徴>
・桟橋、係留ボート、流れ込みなど、ストラクチャーが豊富にある
・遊覧船の発着場周辺にはミオ筋がある
・湾の南西部は、特に係留ボートが多数浮いている
・また、湾の南西部は粘土質の地形をしており、一部に馬の背がある
<オススメの釣り方>
このポイントは、ストラクチャーが多くて非常にエリアが広い。
バイブレーションを使って、広範囲に活性の高いバスを釣っていくのがオススメ。
⑨ 白浜(オススメ度★★★★☆)
<主な特徴>
・比較的遠浅の地形をしている
・ワンド最奥に流れ込みがある
・この流れ込みは一見すると水量は少ないが、河口部付近に伏流水がある
・ワンドの西側には、馬の背状の水中岬が点在している
<オススメの釣り方>
このポイントは、魚種問わず魚のストック量が多い。
ジョーダンで表層を攻めてみると、活性の高いバスのバイトが期待できる。
まとめ
芦ノ湖の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。
正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。
興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。
なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。
もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。
この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)
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