今回は、「東部承水路(八郎潟)」でバス釣りするなら知っておきたい「ポイント」や「オススメの釣り方」を紹介します。
「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「東部承水路(八郎潟)」はどんなトコ?
「東部承水路(八郎潟)」は、秋田県西部にあるマッディシャローのフィールド。
八郎潟の北部に位置し、約30㎞もある広大な川のような形状をしている。
水路は東西に分かれており、それぞれ「東部承水路」、「西部承水路」と呼ばれている。
かつてこのポイントは、水路ではなくて一面が広大な潟湖であったが、1958年以降から干拓が進められた結果、現在はこの水路だけが残された状態となった。
フィールドの特徴としては、全域的に水深は浅めでバスの魚影が濃い。
他の人気フィールドと比べると比較的バスがスレておらず、厳寒期以外ではいつでもバスが釣れる。
また、電車などの交通の便が良いことから、隣の「西部承水路(八郎潟)」よりも多少アングラーが多い傾向がある。
基本データ
釣れる魚 | ラージマウスバス、ライギョ、ナマズ など |
---|---|
遊漁券 | なし |
レンタルボート店 | あり |
マイボート持込 | 可能 |
注意事項 | 秋田県内水面漁場委員会指示により、釣り上げたバスの 再放流が禁止されている。 |
「東部承水路(八郎潟)」でオススメのポイント
① 水路最北端(オススメ度★★★☆☆)
ここは、早春に絶大な実績があるポイント。
春の冷たい風が当たりにくく、かつ全体的にシャローフラットになっているため、東部承水路の中で一番早くスポーニングが行われる。
ショアラインはアシやゴロタ石が多く、足元は堤防で護岸されている。
沖にはゴロタ石が点在しているだけでなく、水深3.5mほどまで落ち込むカケアガリがあるのも見逃せない。
<オススメの釣り方>
このポイントは、早春はもちろん通年ビックバスが居着いている。
軽めのジグヘッドにヴィローラをセットし、ミドストで弱った小魚を演出するのがオススメ。
② 鯉川駅周辺(オススメ度★★★★★)
ここは、数釣りが期待できるポイント。
ビックバスの実績はあまりないが、バスの魚影は濃いので魚に触れられる可能性は高い。
ショアラインはアシやゴロタ石が多く、バスは足元に隠れていることが多い。
沖にゴロタ石が点在しているだけでなく、ヴィードもよく生えている。
また、あまり知られていないが、東岸から数メートル離れたところに水深が最大8mも落ち込んでいるポケットが複数ある。
<オススメの釣り方>
このポイントのバスは、ショアラインのアシに隠れていることが多い。
すり抜け性能が高いドライブシュリンプ3inchのテキサスリグを使い、アシの奥を丁寧に攻めるのがオススメ。
③ 三倉鼻公園前(オススメ度★★★★☆)
ここは、駐車場・トイレ完備で快適に釣りができるポイント。
沖に「鳥島」という人工島があり、バスの魚影は比較的濃い。
ショアラインは杭やゴロタ石のほか、スロープやヘラ台などの人工的なストラクチャーが多い。
沖にはウィードが広がっており、バスは沖の小さな変化(ゴロタ石やブレイク)に付いていることが多い。
<オススメの釣り方>
このポイントは、まず足元の杭・ゴロタ石を探った後に、反応がなければ沖の地形変化を釣ることがオススメ。
足元を狙うなら、ドライブビーバー3.5inchのテキサスリグが有効。
また、沖の地形変化を釣るならば、レッグワームのダウンショットリグを使えば間違いない。
④ 大潟橋西岸(オススメ度★★★★☆)
ここは、バスの魚影が濃く、早春からバスが釣れやすいポイント。
国道が走る「大潟橋」の西岸に位置しており、春から夏にかけて水量が多いのが特徴。
ショアラインはアシで覆われており、所々にヘラ台がある。
足元は堤防で護岸されている。
やや沖にはウィードが広がっており、水深は2m程度で比較的浅い。
<オススメの釣り方>
このポイントは、アシやウィードなどのルアーに絡まりやすい障害物が多い。
Dゾーンを使って、うまく障害物をかわしながら誘っていけば良型のバスが期待できる。
⑤ 大潟橋東岸(オススメ度★★★★★)
ここは、人的プレッシャーは高いものの、バスの魚影がとても濃いポイント。
国道が走る「大潟橋」の東岸に位置しており、漁港があるのが特徴。
数釣りもできるしビッグバスも狙えるので、アングラーは比較的多い。
漁港周辺には、杭・アシがあるだけでなく、係留船・桟橋などもあるので非常に多くのバスをストックしている。
また、沖にはウィードや橋脚もあり、ストラクチャーの数はエリア随一。
さらに、漁港の出口には水深2m程度のミオ筋があるのも見逃せない。
<オススメの釣り方>
比較的、人的プレッシャーが高いので、ストラクチャーをタイトに釣ることが重要となる。
根掛りしにくいトルキーストレートのネコリグで丁寧に誘ってみれば、バスを手にできる確率は高い。
また、水深は1〜3m程度なので、ネイルシンカーは1.3gがちょうど良い。
ネイルシンカーに迷ったなら、ワームから抜けにくくてコスパの良いジャッカルのネイルシンカーがオススメ。
まとめ
東部承水路の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。
正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。
興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。
なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。
もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。
この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)
↓↓八郎潟の関連記事です。よろしければ参考にどうぞ。↓↓
コメントを書く