今回は、「荒川」でバス釣りするなら知っておきたい「ポイントマップ」や「オススメの釣り方」を紹介します。
「釣行予定がある方」や「釣れなくて困っている方」は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「荒川」はどんなトコ?
「荒川」は埼玉県と東京都を流れる一級河川です。
関東圏では珍しくスモールマウスバスが釣れるフィールドとして有名です。
この川の特徴としては、川バス特有の力強い引きを味わえることです。
湖や野池のバスとは違った引きが楽しめるでしょう。
ただ、残念なことに「魚影」はあまり多くありません。
ベストシーズンの9月〜11月ならば1匹釣れる可能性は高いですが、数釣りは難しいでしょう。
足場はテトラ帯や、護岸されていない草むらなどが多く、あまり良くない場所が多いです。
釣行を検討している場合は、足元には十分注意しましょう。
基本データ
釣れる魚 | ラージマウスバス、スモールマウスバス、 ライギョ、ブルーギル、ナマズ など |
遊漁券 | なし(雑魚釣券はあり) |
レンタルボート店 | 付近になし |
マイボート持込 | 可 |
荒川のおすすめのポイント
荒川オススメポイント①「上江橋」(オススメ度★★★★☆)
ここは荒川と入間川が合流するポイント。
水通しが良く、良型のヒット率が高いのが特徴。
ショアライン沿いにはテトラ・ゴロタ石・倒木などのストラクチャーが豊富に存在。
このストラクチャーが、甲殻類やベイトフィッシュの隠れ家になっているので、通年してバスの魚影が濃い。
ただし、その反面として人的プレッシャーが高いという難点もある。
オススメの釣り方
テトラやゴロタ石を攻めるなら、テキサスリグがオススメ。
スナッグレス性能を最大限に生かして、大胆に攻めると良い釣果が期待できる。
ドライブビーバー3.5↓の7g程度のライトテキサスで使えば、ビッグバスが狙える。
人的プレッシャーが高く、何を使っても反応がないときはダウンショットリグがオススメ。
レッグワーム2.5↓で丁寧に誘っていけば、手堅く釣れる可能性大。
荒川オススメポイント②「治水橋」(オススメ度★★★☆☆)
ここは強い流れ込みがあるポイント。
周辺にはテトラやレイダウンが多数あり、バスが身を潜める場所が多い。
常に流れがあるポイントなので、バスの引きが強いのが特徴。
予想よりも引きが強いので、しっかりとしたタックルを用意した方が安心。
足場があまり良くないので、足元には注意が必要。
オススメの釣り方
流れ込みを攻めるなら、スピナーベイトがオススメ。
流れ込みの上流にキャストし、流れに乗せながら引いてくるとバイトしてくることが多い。
強い波動を発することができるDゾーン3/8↓が適任だろう。
テトラを攻めるなら、ノーシンカーがオススメ。
流れ込みから流されてきたベイトフィッシュをイメージすると良い。
ドライブクローラー3.5↓の自発アクションを活かして誘うと流れる可能性大。
荒川オススメポイント③「びん沼川」(オススメ度★★★★☆)
ここは荒川に流れ込む「びん沼川」の中・下流域のポイント。
ショアライン沿いにはアシやテトラが点在しており、バスの魚影は比較的濃い。
また、いくつか沈船もあるので、場所を覚えておけば他の人と釣果の差をつけることがある。
足場は護岸されており、とても釣りがしやすい。
ただ、その反面として人的プレッシャーが高いのが難点。
さらに、ヘラ釣り師も多いので気遣い・譲り合いも必要となる。
オススメの釣り方
アシ際を攻めるなら、ノーシンカーがオススメ。
バックスライドセッティングにしてアシの奥に送り込めば、隠れているバスにも口を使わせることができる。
ドライブスティック3.5↓を使えば間違いない。
沈船などのストラクチャーを攻めるなら、ネコリグがオススメ。
根掛かりを恐れず大胆に攻めれば、周囲が釣れない時でも良い思いをできることが多い。
ドライブクローラー4.5↓を使えば、適度なボリューム感で効率よく誘える。
荒川オススメポイント④「びん沼川合流地点」(オススメ度★★★☆☆)
ここは「びん沼川」が「荒川」に流れ込むポイント。
「びん沼川」からの流れがあるので、比較的水通しが良い。
「びん沼川」と「荒川」が合流するポイント(ちょうどマップ上のピンのあたり)には、サンドバーがある。
また、「荒川」側にはテトラやアシがあり、そこも狙い目となる。
足場は護岸されており、とても釣りがしやすい。
ただ、その反面として釣り人やヘラ釣り師も多いのが難点。
オススメの釣り方
サンドバーを攻めるなら、ライトキャロがオススメ。
人的プレッシャーが高いので、スローに攻めるのが有効となる。
ドライブシュリンプ4↓を使って、ゆっくりズル引きすると手堅く釣れるだろう。
朝夕のフィーディンタイムに攻めるなら、トップウォーターがオススメ。
ラウダー60↓で誘ってみれば、エキサイティングのバイトが期待できる。
荒川オススメポイント⑤「羽根倉橋」(オススメ度★★★☆☆)
ここは浦和所沢バイパスにかかる「羽根倉橋」周辺のポイント。
大きな通り沿いなので、車でのアクセスは抜群。
橋の下流側にはヘラ台が多数あり、バスやベイトフィッシュの隠れ家となっている。
さらに、テトラやレイダウンは橋の上・下流問わず全域的に存在。
そのため比較的バスの魚影は濃い。
なお、ショアライン沿いにレイダウンが多い反面として、足場はあまり良くない。
オススメの釣り方
ヘラ台を撃つなら、ノーシンカーがオススメ。
ドライブスティック3.5↓をバックスライドさせれば、隠れているバスでも口を使わせることができる。
テトラ周りを攻めるなら、ダウンショットがオススメ。
カットテール4↓でスローに丁寧に誘えば、ヒット率は高い。
荒川オススメポイント⑥「秋ヶ瀬橋」(オススメ度★★★★★)
ここは「秋ヶ瀬橋」周辺の地形変化に富んだポイント。
橋の上流部には取水堰があり、全域的に多数の杭・テトラが存在している。
また、橋のやや上流には流れ込みも存在している。
このポイントの特徴は、何と言っても取水堰である。
この取水堰が解放されると、一気に水の流れが発生する。
すると、バス達の活性は急上昇し、ボイルが多発してとても釣りやすい状態になる。
好ポイントである反面、他の釣り人は多いので覚悟が必要。
オススメの釣り方
バスの活性が高いタイミングで釣りをするならば、トップウォーターがオススメ。
このエリアのバスは、小魚を追い回していることが多い。
ベントミノー76↓で逃げ惑う小魚を演出すれば、激しいくバイトしてくる可能性大。
杭・テトラ周りを攻めるな、スピナーベイトがオススメ。
先述の通り、このエリアのメインベイトは小魚である。
ハイピッチャー3/8↓を早めに巻いてみれば、リアクションバイトが狙える。
荒川オススメポイント⑦「朝霞水門」(オススメ度★★★☆☆)
ここは「新河岸川」が荒川に流れ込むポイント。
また、流れ込み付近の荒川は、大きくベント(上流から見て左側に曲がっている)しており、複雑な水の流れが発生しやすいポイントでもある。
水門周辺はコンクリートで護岸されており、とても釣りがしやすい。
この護岸には、甲殻類が張り付いていることも多い。
また、所々にテトラも入っており、ここも狙い目となっている。
全体的に護岸されている場所が多く、比較的釣りはしやすい。
オススメの釣り方
水門周りを攻めるなら、ダウンショットがオススメ。
このエリアのバスは小さなベイトを捕食している傾向がある。
ドライブクロー2↓を使って、小刻みにシェイクしていれば1本取れる確率は高い。
水門が放水しているときは、トップウォーターがオススメ。
ザラ↓で弱った小魚をイメージして誘えば、迷わずバイトしてくるだろう。
まとめ
荒川の「釣りポイント」や「釣り方」を知るうえで参考になったでしょうか。
正しいポイントで、有効な釣り方をしていれば、着実にバスが釣れる可能性は高くなります。
興味のある方は、ぜひとも実践していただければと思います。
なお、今回紹介したポイント・釣り方は、あくまで一例です。
もちろんですが、季節や状況の違いによって、もっと釣れるポイント・釣り方もあるでしょう。
この記事を参考にしつつも、自分のスタイルを持って釣りを楽しんでいただければと思います(^ ^)
⭐️荒川近辺の釣り場として、江戸川・多摩川のバス釣りポイントも紹介していますので、ご興味があれば参考にどうぞ。↓↓↓
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